変わりゆく地域の風景

私たちワークスなかつが活動する和歌山県日高川町。
豊かな自然に囲まれたこの地域では、昔から農業や林業が盛んに行われ、田畑は地域の大切な風景の一部として守られてきました。
しかし近年、人口減少や農業従事者の高齢化などにより、これまで活用されてきた農地の中には、使われなくなった場所も増えています。
それが「耕作放棄地」です。

なぜ耕作放棄地の再生に取り組むのか

耕作放棄地が増えることは、単に農地が使われなくなるだけではありません。
草木が生い茂り、地域で長く受け継がれてきた景観が失われてしまうことにもつながります。
私たちが活動しているこの地域には、豊かな自然や歴史、そして先人たちが守ってきた農地があります。
私たちが子どもの頃に見ていたこの地域の風景は、今のように荒れた田畑ばかりではありませんでした。

「この地域の大切なものを、次の世代へ残していきたい」
「この地域の美しい景観を次の世代の子たちに見せてあげたい」

そんな想いが、ワークスなかつの活動の原点です。

使われなくなった農地を、もう一度活用する

私たちは、まず耕作放棄地を再び農地として活用することから取り組み始めました。
荒れてしまった土地を整え、土を耕し、作物を育てる。
農業は自然を相手にする仕事であり、簡単なことばかりではありません。
天候に左右されることもありますし、想定通りに作業が進まないこともあります。
それでも、少しずつ畑としてよみがえっていく姿を見ると、この取り組みの大きな意味を感じています。

農業を通じて地域の未来をつくる

私たちが目指しているのは、野菜を作ることだけではありません。
農地を守ること。
地域の景色を守ること。
そして、この地域で働く人や関わる人を増やしていくこと。
農業をきっかけに、地域の魅力をより多くの人に知ってもらうこと。
それが、ワークスなかつが目指す「地域の未来をつくる、しごと」です。
まだ始まったばかりの小さな取り組みですが、一つひとつの農地と向き合いながら、地域の未来につながる活動を続けていきます。